更年期障害と耳鳴り

自律神経失調症や更年期障害と診断されて、日常の生活に支障をきたしたり、体の不調を抱えたまま過ごされておられるかたも多いことでしょう。私の場合、30代後半に耳鳴りの症状を訴え、MRI検査などさまざまな検診を受けましたが、対処する不具合が見つけられず「自律神経失調症」と診断され、薬を飲んで暫く様子を見るとした話でした。その5年後に耳鼻咽喉科で有名な病院に行きましたが、同様の結果となり、自分に起きている状態を良く理解できない状況が続き、処方された薬を調べても、栄養剤や血流を促す程度で、治療を前提とした内容ではありませんでした。
不可解なことに、50歳を過ぎると「自律神経失調症」はいつの間にか「更年期障害」と病名が変わり、「耳鳴り」の状態を抱えたまま、日常の生活に支障がなければ良しとした捉え方で暮らしていますが、そこに至るまでに、西洋医学(対処療法)では対応できないことを知り、東洋医学や代替医療など他の方法を学ぶ動機とになりました。そこで、同様の病を抱えた方々に少しでも不安を解消していただければと思い、自律神経失調症や更年期障害の状態とその改善方法について情報を掲載する次第です。

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自律神経失調症との違い

更年期障害は、主に閉経期前後の45〜55歳ころの女性が、卵巣ホルモン(エストロゲンの減少)の分泌バランスが崩れることにより、生理不順、動悸や焦燥感、血圧の変動、耳鳴り、腹痛、下痢、微熱などが特徴的ですが、男性の場合には、テストステロンの分泌量が減り、勃起不全(ED)などを起こすと男性更年期障害として扱われ、いずれも症状の強弱には精神的要素が大きくかかわり、情緒不安定、不安感やイライラ、抑うつ気分など精神的な症状が現れることが特徴的です。また、西洋医学の範囲で対処療法が特定されない場合に、「心の病」か「不定愁訴」として片付けられることもあるようです。私が同様の症状(耳鳴り)で自律神経失調症と診断を受けたのが30歳代の頃でしたが、その後50歳になって更年期障害と診断名?が変更となった経緯があります。若い場合は、若年性更年期障害とした言い方もあるようですが、若い女性に更年期障害と診断するには、抵抗がある医師もおられるのかも知れません。そこで、自律神経失調症の中に更年期障害は含まれるとした捉え方で私は理解しています。

生活習慣の見直しと環境の変化

自律神経失調症の治療には、男女問わずホルモン療法や漢方薬、精神安定剤の使用が考えられますが、自律神経失調症(更年期障害を含む)の改善に特効薬はないものと私は思っています。もちろん、耳鳴りや頭痛が発生した場合は、少しでも早く専門医での診察をお勧めしますが、私のように慢性化すると完全に治癒することは難しいものと考えています。しかし、完全な治癒でなくても、日常の生活に支障をきたさない程度の改善は、幾つかできることはあります。医師(心身医学系)によっては、生活習慣を改めることやストレス軽減に向けた方法をお勧めする先生もいらっしゃいますが、自律神経失調症の多くは心身の異常と言われ、その病気を治すには、心と体の両面からの治療を必要とするからです。病院で検査をしてもほとんど異常が認めれず、つらい症状(不定愁訴)を繰り返す場合は、その対象と言えます。改善については、ネットや本書などで簡単に入手できますが、先ずは自分の思い込みや偏った考え方を捨て、栄養(サプリメントの利用など)・適度な運動・休養(癒されること)とした生活習慣の見直しや身近な環境の変化(入らないものを捨てる)、バランスの良い実践が望まれます。

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Copyright © 2008 更年期障害の理解と改善について